- 結論:調理師学校に行きたい人は行くべき
- 調理師免許に意味はないが、調理師学校学校に通う意味はあると考える。人生の目標に合うか。

夜間調理学校に通った立場から、調理師学校に通う意味があるのか?ということをご説明します。
自己紹介
アラサーで平日昼間はサラリーマンをしています。夜は1.5年制の調理師学校に通っていました。ちなみにお仕事は調理とは無関係。
「調理師免許に意味がない」とは?
調理師免許を持たずとも、調理の仕事はできるからです。その意味で調理師免許は不要です。
飲食店に就職して調理をすること、飲食店経営すること、食品企業に勤めること、学校給食、全てにおいて原則的に調理師免許は不要です。(※一部の施設で採用時に調理師免許求められることがあります)
調理師学校に通う意味
社会人で調理師学校を検討する人は以下のような理由かと思います。
- 就職・転職したい
- 飲食店を経営・起業したい
- 食品企業の社員として、食の知識を生かしたい
- 趣味・娯楽として料理を学びたい
- まだ何をするべきか決めてないけど調理師免許を取りたい!
まずは、それらの目標を持っている人が「通うべき」理由。
- 就職・転職したい→
- 一流レストラン、ホテル、給食の現場に就職しやすくなります。それ以外の調理の職場も調理師免許を持っていることは明確なプラスになります。また、学校で得た調理技術は基礎として必ず役に立ちます。
- 飲食店を経営・起業したい→
- レストラン経営の考え方、基本的な調理技術など飲食店経営で必要な知識を一気に学べます。
- 食品会社の社員として、食の知識を生かしたい→
- 調理師学校では、食材や料理の調理法・歴史・栄養・衛生など実践的な知識を体系的に一度に得られます。それらの知識をビジネスに生かすことができます。
- 趣味・娯楽として料理を学びたい
- 期待する学びを必ず得られます。
- まだ何をするべきか決めてないけど調理師免許を取りたい!
- 調理師免許を取ることで、人生の幅が広がることは間違いないでしょう。
次に、それらの目標を持っている人が「通わないべき」理由
- 就職・転職したい→
- 就職(弟子入り)して技術を学べばいい。調理師免許はなくても調理の現場に就職できる。多くの職場は実力・経験本位の人事制度であるため資格は不要。経験があれば高級レストランやホテルへ転職もできる。必要なら学校に通わず調理師資格を取れる。
- 飲食店を経営・起業したい→
- 経営者が調理を知っている必要はない。調理できる者を雇えばいい。学校で理論は学べるが、経営者として成功するために必要な実践的な経営管理スキルは調理師課程では身につかない。
- 食品会社の社員として、食の知識を生かしたい→
- 調理師課程で学ぶことは普遍的な知識であり、本を見ればすぐわかることばかり。研究的要素は一切ないので革新的な商品開発のためには自分で学びを発展させるしかない。
- 趣味・娯楽として料理を学びたい
- 料理を学びたいなら、料理教室でいいのでは?少ないコストと時間で料理スキルを学べる。
- まだ何をするべきか決めてないけど調理師免許を取りたい!
- 調理師は人生の幅を広げてくれますが、ほかの学びも人生を広げてくれる。例えば、看護師や電気工事士などの業務独占資格、大学・大学院などの学位も人生においてプラスになる。一般企業での就業経験も人生のプラス要素。
それじゃあ、なんで投稿者は調理師専門学校に行ったの?
私は、趣味として料理を極めるために調理師専門学校に通いました。お料理教室と専門学校で迷ったのですが、様々な料理を本格的に基礎から学べる料理教室を見つけられず、学校に通うことにしました。今から考えてみてもそれは正解でした。
実際に様々な調理技法を身に着け、大満足で卒業しました。
結論

調理師学校に通うのも、通わずほかの選択を取るのも人生の選択として正解。
これが私の結論です。

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